◆ バックステイ テンションの重要性 ◆

先日の日曜日にイーグルのバックステイのメンテを行いました。

バックステイのテンションゲージとして、2分の1のテークルですれ違うステイにテープを張って目印にしていましたが剥がれてしまい新しく張り直しました。

バックステイをパーマネントバックステイに自分で2年前に改良をしていますが、長さ約1m、幅2.5cm厚さ1.0cmのセールバテンを使用しています。ステイはステンレスワイヤーからWing ブラックハイテクロープ(4mm)に交換しています。

http://www.kai-you.com/sailboat-sub/wing_black_rope.htm

写真の数字はバックステイを引いた際にマストがどれだけベントしているかの目安です。ゲージは2~8まで印していますが、写真の状態(2と白印)はマストトップのパーマネントが軽く引かれただけでマストをベントさせていない状態です。

Nec_0072_2 Nec_0073_2

このゲージの目安は実際にバックステイを引いてみてマストのベント量を計測しています。

そのベント量はセールデザインのラフカーブと深い関係にあり、適正なセールシェイプを再現するために欠かせません。

当艇のセールデザインはこちらの表にあります。

「イーグルセールデザイン表」

2007年にダクロンからペンテックのレースセールに変更した際、ダクロンではとても良い成績を達成したイーグルが何故か勝てなくなりました。

レースセールにしたにも拘らずまったく走らなくなりました。

その原因が、ダクロンとペンテックスのセールデザインの違いだったようです。

私は当時、ダクロンフルバテンのセールで約5年間慣れ親しんできました。

それがペンテックス素材のレース仕様のセールになり、デザインが変わったのに同じセールシェイプを再現しようとしていたようでした。

根本的な考え方の間違いを犯し、約1年間レースには勝てずに悩みました。

しかし、この1年は無駄ではなかったと思っています。 勝てない原因を探るため原点に返ってセールやヨットの基本をいろいろな本を読んだりDVDやビデオを観ましたね・・・・

そして、セールを製作したノースセールにデザイン表を取り寄せセールのデザインを徹底的に研究し、そのセールのシェイプを再現するための工夫を考えました。

その中で、もっとも影響を与えるのがバックステイということも解りました。

シュラウドのテンションも大きな影響を及ぼしますが、当艇ではハーケンのテンションゲージを使用してステイの太さに対するテンションをかけています。 

そのテンションは意外と緩く、強風時に下側のアッパーシュラウドはダラダラ状態になっていますね・・・

当艇の現在のセールデザインではラフの長さ8.2mに対して、ラフカーブは1.71%となっていますので約4.8cmがマストベント量になる計算です。

バックステイに取り付けたゲージテープは6に赤いテープの目印をつけていますが順風の時は5か6のところがいい感じで走ります。

Nec_0077_3 Nec_0078_2

ちなみに、2はベント量0cmです。

それから1メモリ増えると約1cmベント量が増えていく感じです。

フルテンションの8はこのくらいのベント量です。

しかし、計算上や見た目と実際とでは微妙な違いがあります。

Nec_0082_2 Nec_0080_3 Nec_0081_3

あくまで目安ですので実際に走ったフィーリングを大事にしています。

でも、どの程度マストがベントしているかは自分の頭に中でイメージできますので、その時の風の状況でどのイメージが良いか、いくつかパターンで用意しておけば、調子が良く走った時のイメージを再現しやすくなります。

言葉では表現が難しいですが、やはり最後はフィーリングですねぇ~

体で感じた感覚を大事にしています。 

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