◆ レースを振り返ってみて。。。 ◆

9月17日~19日の3日間で行われた、第36回ミニトン全日本選手権大会を振り返ってみると、やはり風に恵まれた感じがします。

IMG_3820.jpg

2013年からのミニトン全日本4大会においてレースを行った日程が、浦安3日間、琵琶湖1日間(1日は荒天中止)、鹿児島2日間となっており、全部で20レースが開催されましたが、その内のほどんどが初めから又は途中から15ノット前後の風が吹いていました。もしも、レースが開催された日程が1日又は1週間ずれていると風がなかったり超微軽風になっていた感じです。

当チームは日頃から強風には慣れており、あえて30ノットオーバーの風で半日練習したこともありましたので強風コンディションには自信がありました。
特にクローズホールドでの帆走は、吹き倒されずにヒール角度を一定に保つスキルや、ダウンレグはブローチングしないハンドリングはかなり上達したと思います。

IMG_4221.jpg

今大会の第1レースは、予定時刻ではべた凪状態でした、すでに南から入っていた風が30分程でレース海面に吹き込んで来てスタートしました。

スタート時に選択したセールは、№1ヘビージェノアでしたが、1上マーク回航後、風がどんどん強くなってきて1下マーク回航後の上りは№2ジブへセールチェンジを行いました。

IMG_3936-1.jpg

本吉氏のタクティクスもいつもながら冴えており、スタートは本部船寄りからとの指示で予定通りを行い、この日は右海面が良かったようですので、スタート後は早目にタックを返し右海面に出ました。

1上マークまでのクローズホールドでは、体重が軽いちーちゃんと川崎君が一生懸命、強風時の練習で実践している座布団ハイクアウトを行い艇を起こしてくれました。

IMG_3947_2016092800322101b.jpg

更にセールの絶妙なトリムに対して、クローズホールドでの微妙な上り角度を変えながら帆走した甲斐があって各マークをトップ回航でフィニッシュ!

IMG_3966_20160928003244cfa.jpg

チーム内では上り角度を車のマニュアルシフトのように1速から7速と称して使い分けていますが、6速7速はスタートラインへのアプローチの際に艇を止める時や上り角度が必要な時に使い、通常のクローズホールドでは4~5速を使っています。
波が悪い場合は3速や行き足がない場合は2速に落としますが、その感覚はテルテールの流れ具合やヒール角度を目安にしています。

本吉氏によるとオーバーヒールを食らうとリーウェイを起こし半艇幅くらいは高さを失うので、艇速が落ちてもオーバーヒールは厳禁と言っています。
大きな波を食らう時がありますが、その際もバウを落とされてオーバーヒールしないようティラーを少し突いて波に侵入したりしますが、実際にはその波を体験して体で覚えることが一番です。

IMG_4758.jpg

当艇は本吉氏のコーチング練習会を行う際は、毎回、練習映像を予備バッティリーを接続して約5時間録画し、練習終了後はその映像を観ながら1時間以上はミーティングを行って、帆走スキルのレベルアップに活用してきました。
練習後の映像分析はとても勉強になり、普段の練習の数倍の効果はあると思います。

第2レース目からは、スピンがバーストしないよう万が一のことを考えセールエリアは小さいですが0.75オンスのコード2を使用!

風が強く、ジブ選択を悩みましたのがブローで20ノット前後ありそうでしたので、№3ジブでスタート!
しかし、スタート直前に少し風が弱くなり思ったほど強い風にはならなくなりました。
1レース目と同じコース取りで攻めましたがジブが小さいためアンダーパワーとなり、艇速が伸び悩みでした。

IMG_4777.jpg

1上マークまでのレイラインも微妙でしたが、ポートで前を横切ったクリークバイサユト艇が上側に出て当艇が内側となりスタ-ボーの並走状態でマークへアプローチ!
当艇はそのままマークを回航することが出来なかったので2タック入れましたが、そのまま回航出来たクリークバイサユト艇に先行されました。
1上マーク後、2~3挺身リードされましたが出来るだけ離されないよう食らい付いていると、ダウンレグの中間くらいで先行艇がブローチングしたので、その隙に当艇がオーバーテイクし1下マークはこちらがトップ回航を奪え返しました。

2上へのクローズは№2ジブへセールチェンジを行い、後半はそのまま全艇を抑え込んでフィニッシュ!

何とかフィニッシュできましたがレース中、№3ジブを使用した際、ジブハリヤードの被服が剥がれシートロックが効かなくなり、ウインチに巻いてクラブヒッチで固定しました。
以前ジブハリを修繕して傷んだ部分をずらしてましたが、その傷んだ部分にストッパーが当たり被覆が破けてしまったようです。
このレースは、ダウンレグはジブを降ろさずに帆走することで凌ぎました。

第3レース前に、ジブをゆっくり降ろしてジブハリの剥がれた被覆をテープで応急処置をして上げ下げできるようにしましたが、シートロックは使えないのでウインチに巻いてクラブヒッチで固定する方法で凌ぎました。

第3レース、第4レースは、風が益々強くなり、1レグの距離が0.8~1.0マイルと長くなりましたが、アンダーパワーを恐れてジブは№2を使用し、レース展開は同じような感じで色々ありましたが、何とか4レースオールトップでこの日を終了しました。

第5レースのレポートは後ほど掲載します。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。