◆ 船底メンテは、まだまだ続く・・・ ◆

先日の10月23日(日)も夢マリに行き、イーグルの船底メンテの状況を確認。

この1週間は、シージェット39を塗るために古い塗料を全て削り取る作業を行っていたが、その際、キールの付け根に入っていたクラックを開くと腐食が大分進行していたようで、錆落としやパテ形成などが行われていたようだ。
その他、いたる所に目立つ凸凹があり、全てパテ形成されたようです。

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ラダーの面や付け根が凸凹していたようで、その部分も綺麗にパテ形成されていました。

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そして、日曜日はエポキシを塗って下地の仕上げが行われていました。

エポキシ塗りを行ってから、一旦、船底の歪みを整える面出しをするため軽く削る作業が行われるようです。

スターンの最後尾は、海面に浸らないのに船底塗料が塗られていたので、この部分はハルと同色の光沢仕上げにするようです。

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これまで、何度も船底削りを行って来たため、部分的に削りすぎたような部分もあり、特にキールやラダーの側面にはセールと同じようなシェープが出るようなパテ成型および面出しも行われたようです。
キールやラダーは、綺麗な流線形のシェープが水中でも揚力を発揮させるので大事なポイントになります。

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素人には、解らない微妙なシェープを出せるのも、国内有名チームのレース艇を手掛ける大木兄弟の匠の技です。

更に、再修正に出していた、ラダーのシーブが届いたようで、シャフトへの治まりも良いようです。

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デッキ側に取り付けるシーブも、アルミのベースにはめ込まれていましたが、ラダーのシャフトを入れたフット感も良いようです。

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船底側のシーブも、オリジナルよりも少し長めに作成し、ホールド性を向上させたようです。

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船底メンテは、余裕をみて11月5日(土)まで時間を取り、順調に作業が出来ればこの日に下架する予定でいます。

そして、翌日の6日のTYCレースに参加できればと思っています。

◆ プロのハル磨きは最高です! ◆

イーグルは、まだ、上架中!

10月16日(日)は、TYC第7戦でしたが、上架中のためレースには出れませんでした。

この日は、スピンハリとトッピングのシートを紫外線から保護するため別のシートを張るなどのメンテを行い、ハル磨きをしようと思っていましたが、今回の作業をお願いしている夢マリの大木兄弟の弟さんがハル磨きをやってくれました。
さすが、プロの仕事は手際が良くみるみるピカピカになって行きました。

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上架期間が長引いていますが、今回、船底にシージェット39を塗装をするため、その下準備として古いシージェット34の塗料は全て落とすことと、削る際に船底の面出しをするため、キールの付け根の痛みが酷い箇所の修復などがあり時間がかかっています。

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それと、ラダーのガタつきが大きくなってきたのでシャフトのシーブ交換を同時に行っていますが、すでにシーブの純製品はないので、現状品を採寸して再生する特注になります。
先週、発注したシーブが出来上がって来ましたが、ラダーのシャフトの外径に擦り減っていた所があり、そのサイズに出来上がったシーブは、シャフトをはめ込むと擦り減っていない部分できつくなりました。
このままでは、ラダーの動きが渋くなりすぎるので、シーブ内径の再調整をするため業者へ戻されました。

何とか10月23日(日)には、船底塗装とラダーのシーブ交換が完了し、下架出来そうな感じになってきました。

11月6日(日)、13日(日)に、TYCレースが2週続けてありますが、そのレースには出れそうな感じです。

◆ Y23Ⅱバウハッチ特注品売却 第2弾! ◆

2013年の11月頃、当ブログのバウハッチの記事を読んたヤマハ23Ⅱオーナー様から問い合わせがあり、これまでの経験を生かしてバージョンアップしたバウハッチの特注品を4枚作成し、その方と、その後、同じようにハッチを欲し方へお譲りしましたが、2016年の9月頃、同じような相談がありました。

3年前に作成したハッチは全てお譲りしましたので在庫はありませんが、Y23Ⅱを愛するオーナー様のために何とかお役にたとうと今回も特注品を作成することにしました。

以前の記事にも掲載しましたが、特注品のため1枚のみの作成はコストが非常に高くなることと、加工業者が請け負ってくれないこともあり今回も4枚作成することにしました。

加工業者は前回の作成から約3年のブランクがあることと、当時担当していた熟練工の方がいないことなどハッチ作成を請け負うことに対して慎重でしたが、前回、使用したハッチの型枠もまだ残っていたようでしたので何とか請け負って頂けることなりました。

そして、今回もとても素晴らしい完成度のバウハッチが4枚出来ました。
1枚は今回の相談者にお譲りして、3枚が在庫としてありますので、Y23Ⅱのオーナー様でお困りの方がいれば、お譲り致します。

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【作成したバウハッチの内容】

材質は、オリジナルのハッチと同じアクリル板10mmのスモークを使用!
※ 国産一流メーカー、クラレのパラグラスのアクリル板! 

オリジナルのスモークの透過率は約10%くらいですが、同じ透過率の材料はメーカーに大量発注しないと購入できないものらしく、今回のもちょっと濃いめになりますが少量からでも対応できる透過率約20%ものを使用しています。

完成したハッチをはめこんでみましたが、透過率約20%の方がシャープなイメージになり、内側からも外は明るく見え違和感はありませんでした。

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オリジナルハッチは、内側の縁取りを約4~5cmの幅で黒く色を塗り、ハッチ内側にゴムパッキンを取り付けた際の接着剤の痕が目立たないようにしていました。

それをお勧めのゴムパッキンに変え、バウ側に張り付けることでハッチ側に接着剤の塗り後を目隠しすることがなくなったのでバウハッチ自体がスッキリしました。

ハッチの内側を黒く縁取りしなくても違和感はないです。

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アクリル板の種類として、押し出し板とキャスト板がありますが、今回はキャスト板を使用しました。

種類とその製法の違いはこちらになります。

アクリル板の種類

アクリル板には、「押し出し板」と「キャスト板」の2種類があります。
製造工程に違いがあり、それぞれに長所と短所があります。

【押し出し板】

粘土状にしたアクリル樹脂をローラーより押し出して製造します。

長所:  溶剤接着との相性が良い
     大量生産が出来る為、低価格で製造できる

短所:  キャスト板に比べて硬度がやや低い
             クラック(ヒビ)が入りやすい

【キャスト板】

2枚のガラスの間にアクリル原材料を注入し、硬化させて製造します。

長所:  重合接着との相性が良い
     押し出し板に比べて硬度が高い
            クラック(ヒビ)が入りにくい
     大きいサイズの板が製造可能

短所: 手作業の工程が多く、価格が高い
     押し出し板に比べて溶剤接着をした場合時間がかかる

以上のようにキャスト板の方が高価なものになり、更にキャスト板は押し出し板より加工作業が難しいようです。
今回、オリジナルのバウハッチを基に上下の型枠を用いることで、曲げの加工誤差がほとんどないバウハッチが完成しました。
但し、1枚のみの作成では割高になりますので、4枚まとめて作ることでコストダウンすることができました。

在庫3枚 (価格相談)

お勧めのゴムパッキン2m(両面テープ付)をお付けします。 ヤマハでもゴムパッキンは販売していますが、そのパッキンより同封するパッキンの方がバウ側に付けることができハッチには取り付けなくてよくなるのでスッキリします。

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バウハッチの劣化や割れなどでお困りのY23Ⅱオーナー様、是非、ご検討ください。

お問い合わせはメールにてお願いします。
aska4649@hotmail.com

◆ 船底塗料はシージェット34から39に変更! ◆

10月2日(日)は、夢マリへ午前中行き、上架しているイーグルの船底塗装について業者の大木さんと打ち合わせ!

浦安への陸置きも考えたが現実的には直ぐに実行できないので、これまで通り船底塗料を塗ることにしたが、今回はシージェット34からシージェット39に変更することにした。

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39は34より塗料の持ちが良くどちらも加水分解型だが39の方がレース艇に適しているらしい。
毎回、大きな大会前には船底塗料を削ってツルツルにしていたが、熟練した専門業者からすると上架艇のような船底にエポキシコート処理している硬い樹脂表層面にはこの磨きはとても効果があるが、船底塗料を塗っている艇には削ることによる表面の面出しにムラが出てしまい、その抵抗の方が表面をツルツルにするより抵抗になってしまうと考えているようです。

船底塗料を塗っている艇に対しては、本番レース前に塗料をムラなく塗り、その後、何度か帆走することで更に表面の凸凹が水流に寄って磨きがかかり面出しされた状態になるようです。
更に本番レースの前日辺りに上架して藻が着いてれば柔らかいスポンジで表面を撫でることで、船底抵抗を極限まで減少させることが出来るようです。

このような方法で船底をメンテナンスをすことで上架艇と同等の効果を出せるのであれば、大会前に船底を削る手間がはぶけ経済的にも安価ですませることが出来ます。
今回、39を塗装することで、これまで塗っていた34は完全に削り落とさなければならないですし、その削り出しは表面を正確に面出しをする高度な削り出しの技術を要するようです。
面出しが正確に出来ていなと、せっかく良い塗装をしてもその表面がムラになりますので、その手間が結構大変みたいです。

それと、ラダーのガタツキが昨年より大きくなってきた感じがするのでどうするか悩みましたが、ガタツキは気になりだしてから進行が速まるので、今後のことを考えラダーシャフトのシーブを交換することにしました。 
ヤマハの純製品はすでに生産中止になっていますので、既存のシャフト等を計測して専門業者に同じもを作ってもらうことになります。

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船齢が24年になり、これまでのレースやセーリング練習の回数を考えれば、このような不具合は仕方がないことかと思います。
20年以上も経てば、どんな物でも大規模修繕のレベルですから、この艇のこれまでの功績に感謝の気持ちを込めて、不具合がある所は直してあげたいと思います。

先日、ASTO艇のオーナー様に、今年もミニトン全日本優勝の栄誉に対して例の物を頂きました。
初めて優勝した時から、毎回、頂いていますが、本当にありがとうございます。m(__)m

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