◆ TYC第1戦! レース編 ◆

TYC第1戦! レース編

何とかアウター(下一)からのスタートに成功しましたが、大潮による引潮の流れはアウター側から本部船よりのため、スターボーでは向い潮になり、艇速は約1ノットそこそこのジレッタイ感じでした。

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そして、風が振れた際、タックを返えしてポートになると艇速は伸びますが、右へかなり流されました。

当艇は、スターボーを優先して左海面のパフをとらえながら、風が振れた場合はタックを打つ作戦で1上へのアプローチを考えましたが、先にスタートしたクラスと次にスタートしたクラスが合流し始めて1上寄りには先行艇の壁ができつつありました。

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そんな中、スターボーからポートに早目に返し、潮の影響で横流れをしても右海面の南寄りにコースを引いた艇が、南東から南に右振れした風がスターボーに返した際、アップウインドとなって1上マークに対し良いアプローチとなっていました。

この時、当艇は左海面からのアプローチに拘り過ぎて、予報されていた南振れのことを計算に入れ忘れたことが結果的には大きなロスになってしまい反省です・・・

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微風の中、各艇の艇速は1~2ノットで0.8マイルの1上マークまで約30~40分も掛かましたが、右海面へ伸ばした艇が結果的に3~7分くらい早く回航出来ていたので、ちょっとした読み間違いが大きなロスにつながることを痛感させてられました。

左からアプローチし1上マークに近づくと、全クラスの艇が集中した状態となり、マーク回航する艇が長い列をなしていましたので、このまま1上マークの下側にポートでプローパーコースを引いた場合、回航する艇のブランケットと潮の影響を受けて動けなくなる可能性があると考え、あえて1上マークの上側から、回航する艇を避けてマーク回航のアプローチを行いましたがこれも大きなロスになりました。

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回航後は、引潮の影響と南に振れた風向により、スピン帆走も上り気味になり艇速も3ノット前後!
海面は右の浦安方面より左の羽田方面にブローが有った感じがしました。

1下マークへのアプローチでも5艇くらいが集中していましたが、当艇は先行する艇の左側へ入り、マーク寄りのインサイドからスターボーでアプローチ!
ジブアップから2艇身手前でスピンは下降ろし、そして、速ジャイブから下マーク回航と、3人でしたが日頃の練習成果でトラブルもなくスムーズに出来ました。

回航後は、同クラス艇の動きを観察し、先行していた右海面(Y26Ⅱ)と、後方から来て左海面(Y28S)に行った艇に対し、どちらをマークするかを考え、やはり、先行していた右海面の(Y26Ⅱ)をマークすることにしました。

その後、後方から来て左海面に行った(Y28S)が遠ざかったのでタックを返しスターボーで並走!

左右の艇に対し大きなリスクを負わないコース取りを行いました。

右に振れた南風がまた少し強くなってきて艇速も伸び、多少スターボーの片上り気味になり右海面寄りの艇が有利になりましたので、この時点でマークする艇は先行しているY26Ⅱに絞り離されないようトリムに集中し、2上マークの回航ではその差を1分くらいで押さえることが出来ました。

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そして、ラストレグのダウンウインドは、2上マーク回航後、速ジャイブしフィニッシュまで男の一本道!

上り気味のダウンウインドで約4~5ノットの艇速が出ましたが、ちょっとトリムが乱れると3ノット前後になってしまい、集中を切らさないようにしました。

何とか、先行するY26Ⅱに食らいついてフィニッシュ!

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この日は2レースを行う予定でしたので、フィニッシュ後も本部船の近くで待機していましたが、クルージングクラス艇の最終フィニッシュが13時を過ぎてしまったので2レース目は中止となりました。

2年ぶりに参加したTYCレースでしたが、やはり参加艇数が多いレースは他艇との絡みなど色々考えることが多く勉強になりました。


そして、表彰式!

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レースクラスBにて、優勝することができました!

TYCレース2015 第1戦リザルト

大会運営、およびレースに参加された皆さん、お疲れ様でした!

次回のTYC第2戦は、京葉シーバー手前に設置するブイを回航して戻ってくるショートオフショアのようですので、こちらも面白そうですね!

色々、反省することが多かったので、それらのことを踏まえ頑張りたいと思います。
ちなみに、28日(土)は、葉山で開催される、マッチレースクリニック2015に、イーグルチームから2名が参加し勉強してきます。

マッチレースクリニック2015

翌日の29日(日)は、本吉プロのコーチングによる、イーグルチーム第2回ガッツリ練習会を行います。

東京は23日にさくらの開花宣言が出され、今週末はお花見気分になりそうですが、花よりヨットの週末になりそうです。




◆ TYC第1戦! 今年のクラス分け ◆

3月22日(日)TYCレース第1戦が開催され、参加艇は4クラス28艇!

参加艇が減少傾向にある中、今年は少し艇数が増えた感じがします。
15年前は60艇を超える参加艇がありましたから、また、このような艇数に近づけるといいですね!

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今回、クラス分けに大きな変化がありました。
今年も、昨年参加されていた艇の皆さんが年間参加の申込をされたようですが、そのまま昨年同様のクラス分けにすると、クルージングクラスが10艇を超える艇数に対し、レースクラスAが2~3艇と少なり、クラスによる参加艇数の偏りが出てしまうので、そうならないようなクラス分けが行われたようです。

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昨年までのレースデータを基に、各艇の平均艇速などを算出しますが、微軽風から順風、そして強風など、どのようなレースコンディションに参加したかによって各艇の平均艇速も違ってしまいます。

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以前は、基本となる風速4~6m/sの順風レースのデータのみを基に平均艇速を出していましたが、順風レース自体が少ない場合は、各艇のデータの信頼性が低くなってしまいます。
そこで今年は、微軽風や強風レースに対しては、順風との違いによる係数を掛けて、その風速が順風としてのデータに一元化できるように変換し、各艇の平均艇速を算出する方法で行ったようです。

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算出された平均艇速を基に昨年のレーティングと比較し、各艇から提出されたエントリーフォームのデータを見ながら、最終的なレーティングを設定します。

昨年までのレースリザルトから各艇の実タイムをデータベースに入力して行う、とても根気が必要な作業です。
前年に参加頂いた艇のデータは事前に計算しておき、エントリ-を受けてから1週間以内にレーティングやクラス分けをおこなうベースを作成しておきますが、レーティングを決める担当者は、大勢ですと収拾がつかなくなるので、この内容が理解できている方が1~2人で行うことになります。

このようなデータを基に、全てのクラスが見直されクラス分けがされています。

TYCレース2015 スクラッチ・クラス分け一覧

さて、イーグルとしては2012年にレースクラスCでの最終戦ではライバル艇に大きく離され、微風で動けず年間総合を諦めていた時、奇跡の風によって一気にフィニッシュシでき、年間総合優勝をすることが出来ました。
その後、2013~14年はストレードック艇にてTYCレース参加していました。

そして、今年はストレイドック艇がTYCレースには不参加と聞き、イーグルとして2年ぶりの参加となりました。
長年お世話になっているTYCレースは、イーグルとして戦ってきた沢山の歴史があり、多くのことを学んだレースでもあります。 顔馴染みの艇も沢山いてレース前からワクワクしていましたが、緊張感もありました。 

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この日の天候は晴れ、レース海面のコンディションは南東約3ノットの風速!
潮の流れは、スタートラインに対してアウターから本部船寄りに流される感じでしたが、大潮でしたので潮の速さは0.5ノットくらいあったと思います。

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干潮が12時過ぎでしたので、11時前のスタート時ではまだ潮の流れが強く、微風の為、当艇での艇速は1~2ノットくらしか出ませんでしたので潮の影響力がかなり強かった感じです。
更に、風向も20度くらい触れるシフティーな感じでした。

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最初のスタート予告信号、10時25分前では、風速は弱かった為待機となり本部船近くで待機していると、少し風が上がってきた感じで、10時40分に予告信号が発せられました。
潮の影響を考えアウター寄りからのスタートを考えていましたので、慌ててアウターへ方向へ帆走しましたが向い潮の影響でアウターまで大分時間が掛かりました。

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アウターからは本部船の信号旗が逆光で見づらい位置になり、予告音響信号も聞こえずらく1分前の音響信号が聞こえた時のポジションがちょっとアウターに近かった為、バウアップして一旦スタートラインを越えて、その後ラインに入り直してスタート切りましたが、やはり、予告信号は正確に把握していないとダメですね! 何とかリコールは回避できました。

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スタート後のレース展開については、後程掲載しますのでお楽しみに!

◆ 5ヶ月ぶりの船底チェック! ◆

昨年、10月以来の上架!
5ヶ月ぶりの船底チェックを行った。
藤壺はまったく付いていなかったが、ハル全体に薄っすら藻は付いていた。但し、ラダーは黒く藻が付いていたね~
2週間くらい乗らないと直ぐ黒くなる・・・

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水洗いを行ったら塗料が落ちすぎていて下地が見える所があり、このまま下架しては藤壺が付くような感じがしたので、急遽マリーナからシージェット34と塗装道具を購入して塗ることにした。

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ここ数年は、専門業者のマリンリフレさんに船底塗装を行ってもらっていたが、今回は、急なことだったので自分でやることになり、午前中は水洗いを行い昼飯を食べる時間で乾くのを待ち、午後から数年ぶりの塗装にペンキだらけになりながら孤軍奮闘した。

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何とか無事に塗装も終わり乾かす間は、毎年恒例となった東京夢の島マリーナを良くする会が、会議室で行われいたので参加! 7~80人くらいの参加者があり、色々な意見が交わされていた。 マリーナがどんどん良くなるのに期待したいね。

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そして、17時過ぎに下架を行い、この日の内に終了することが出来た。 やれやれ・・・ (*_*)

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◆ コンステレーション(メルジェス24)デビュー ◆

3月のTYCレース説明会の後、知り合いのヨットオーナーから、今度メルジェス24を購入したことを知らされ、早速、15日(日)に乗りに来ませんか~ (^^)/ とお誘いを受けたので逗子マリへGO~!

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今回、艇を購入されたのは、コンステレーション(IMX40)チームオーナーの宮川様!

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相模湾で遊べる小型のヨットを物色していたところに、メルジェス24を紹介されたようです。
試乗された日にジェネカーによるカッ飛びセーリング体験されたようで、そのパワフルなセーリングにハートを射抜かれたようです。

今回、宮川様からお誘いを受けて5人が集まりましたが、皆さんお知り合いの方ばかりでした。

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午前中は、セールのチェックと、艤装を行い12時前に出航!

出航後は風速4ノット前後で弱く、メルジェスの豪快なセーリングは体験出来ずに相模湾をプカプカ・・・

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そんな軽風でもジェネカーがはらむとグンッと加速するところは、さすがメルジェスって感じでした。

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午後から日差しも出てきて暖かくなり、目の前に見える江の島へ行って冷たいシュワシュワで喉を潤しますか~
という話で盛り上がり、進路を江の島へ向けていると・・・・

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偶然、同型艇のメルジェス24がセーリングしているのを発見!
近寄ってみると葉山マリーナのキャトル・ヒロ艇さんでした。

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オーナーの加藤さんに、一緒に走り合わせしましょうと声をかけましたが、ちょっと休憩中だったようで、直ぐに走り合わせとはなりませんでしたが、その後、風速が10ノット前後になり、フルハイクアウトができる風になってきて、お互いの艇が近づきクローズやダウンウインドの走り合わせが実現しました。

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キャトルヒロ艇さんのガッツリハイクアウト! 
さすが、メルジェス24を1年以上ガッツリ練習しているだけあって、艇速が速かったですね~

練習後の乾いた喉には、このシュワシュワは堪りませんね~ (^_^)/

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今回、ホームポートとなった逗子マリーナへのアクセスはとても良く、恵比寿・大崎からは湘南ライナー、品川からは横須賀線に乗ると鎌倉まで電車で約50分で着き、駅前から15分毎に無料送迎バスが運行されており10~15分で到着! 都内から意外と便利でした。 

残念ながらメルジェス24でのカッ飛びセーリングは未体験で終わりましたが、いつかその体験をしたい気もしますが、ちょっと不安な気持ちもあります・・・
まぁ~20ノット近い艇速でカッ飛びセーリングになったら、もれなくブローチングは付いてくるようですので、その手痛い洗礼も怖いもの見たさで興味があります!

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今年は、コンステレーションチームの相模湾での活動が楽しみですね! 頑張ってください~


逗子マリから鎌倉駅まで送迎バスにて移動後、用事がある宮川オーナーと一緒に飲めませんでしたが、残り5人で自主練!
ビール6杯、冷酒15杯、熱燗1合2本と、利き酒大会や、ヨット談義で昼間カッ飛べなかったぶん、2時間半話が盛り上がってましたね~  皆さん酒豪揃いでした。

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帰りのグリーン車では、缶酎ハイでショートタイムのプチ2次会!

楽しい一日でした。 皆さんお疲れ様でした~(^^)/







◆ TBCレース第1戦で得た教訓! ◆

3月8日(日)は、東京ベイカップ2015ヨットレース(通称:TBCレース)の第1戦が開催された。
当日は、強風が予想されレース運営側は、レースを行うかどうか判断に悩んだようだが、午前中は何とか1レース出来そうだったので開催され、1レース目が終了するころから予報通り風速が強くなったので2レース目は中止になった。

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当艇のクルーは3人と少なかったため、レースでの結果を求めるより前日に行ったガッツリ練習会の復習として、ストレート帆走を中心に集中して行うことにしたが、さすがに20ノット前後&オーバーブローだと3人乗りはきつかったね~

そんな中、バックステーを強めに引き、ジブもガッツリ引いて板状にし、メインは少し抜き気味でトレベラーを上側にセットし、セール上部50%くらいの風を逃がしたトリムにしたが、3人乗りのクローズでもオーバヒールしない安定してた帆走ができたので良い経験になった。

(写真は、コンステレーション艇のスピンラン)

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当艇はマーク回航後、スピン帆走はやらないつもりだったが、風が少し安定してきたので、№3のジブを上げたまま、スピンを上げ帆走し、ジャイブなしでダウン! 
風が強かったので落とし気味に帆走出来、ダウンレグの2回ともスピンアップをしたが、何とかブローチングをしないで帆走ができた。


スタート時に、ヒヤリとする危ない場面があったので、今後の為、皆さんの参考になれば幸いですのでご報告いたします。
(スタートに関する4枚の写真掲載は、naonao艇の福原オーナー様のフェイスブックより転写させて頂きました。)

今回、当艇は3人のクルーでしたので、次第に風速が上がることも考え№3ジブで艤装し、引潮の影響と大型艇のブランケットを避けるため本部船よりからスタートするプランを考えました。

約2分前から本部船へのレイラインを見極め、スタート約1分30秒前からスタートラインに対し、約5~6艇身手前の位置で、本部船寄り上一を狙うため、クローズホールドで本部船に近寄って行きました。

スタート1

その際、当艇の前方に、スタートライン寄りにブルーピーター艇(XP33)、その下側にnaonao艇(SALONA34)が、本部船寄りに位置取りしていました。 後方の離れたところに大型艇が何艇かいた感じです。

当艇は、クローズ、一杯の真っ直ぐなラインで近寄り、ジブをラフさせながらスピードをコントロースして、スタート約20秒前でスタートラインの約2艇身まで近づきました。

その際、当艇の半艇身前方で、naonao艇もスターボーにて艇速をコントロールしていましたが、ブローでメインのカムが外れなくて切れ上がり、アンコントロール状態になって一瞬、動けない状態からリーウエイし、バウダウン状態になりましたが、当艇は、naonao艇のスターンから約1~2m間を空けてボートスピードは控えめでしたがコースを変更せずに通過し、その位置から本部船に対しても十分なスペースがあり、少し出遅れ気味になりそうでしたが問題なくスタートが切れる状態でした。

スタート2

当艇がnaonao艇を通過する際、後方から加速して来たレティシア艇(FIRST40.)がいましたが、そのコースはnaonao艇のスターン寄りの左側ハルへミートするコースであり、レティシア艇はバウアップし、naonao艇のスターンと当艇のスターンの狭いスペースにバウ先を入れて来きましたので、当艇も出来る限りバウアップをしました。

そして、レティシア艇は、アンコントロール状態からまだ艇速がなく動きが遅いnaonao艇のスターンと自艇のポート側のハルの接触を避けるため、ジブを巻いて更にバウアップして来ましたので、当艇もバウアップしましたが、当艇より艇速が速いレティシア艇は、あっという間に追い付き、当艇のスターン左側の真後に急接近(約20cm)してきたので、このままでは追突されるか当艇の下側を通過されてもお互いのハル同士が、接触する勢いがあったため、オーバーラップされる直前に衝突されるのを回避するためタックを行い、レティシア艇が通れるスペースを空けました。 この時、タックが遅れて接近したオーバーラップが発生してからタックした場合、当艇のスターンがレティシア艇のハルに接触する可能性もありましたので早目の判断は重要ですし、タックする際、上側に艇がいなかったのでそれが出来ました。

スタート3

今回のケースは、後方から来たレティシア艇が、RRS12により、クリア・アスターン艇が、クリア・アヘッド艇を避けていなければならないことになり、当艇の下側に入り込こめばオーバーラップしたことになり、RRS11により航路権を取得することになりますが、その際、RRS15が適用され相手艇に対し、初めに避けているためのルームを与えなければなりません。また、スタート前は、RRS16によるプロパーコースがないので、相手艇に対してラフィングはルールとして有効ですが、やはり、避けるルームを与えなくてはなりません。 今回の状況で当艇に避けるルームはない状態でした。

その後、レティシア艇は問題なさそうにスタートをしていますが、当艇がRRS14「接触の回避」に基づき、タックをしてスペースを空けなければ、当艇かnaonao艇のどちらかに接触した可能性が非常に高かったと思います。

スタート4

アンコントロールなったnaonao艇の動きの予測が出来なく、結果的に狭いスペースへの強引な割り込みになってしまったのかも知れませが、TBCレースでは、大小の艇が混在するレースになりますので、艇同士の性能に違いがあることを考慮し、自艇の行動はRRSの基本原理でもあるスポーツマンシップに基づいてフェアに行うことが大事だと思います。

ルールを駆使した攻防戦は多いに結構ですが、接触や危険を招くような強引な行為は如何なものかと思います。各艇において、色々言い分があるかと思いますが、最終的に艇が衝突すればお互い後味が悪いことになりますし、やはり安全が第一だと思います。

自分自身も、スタートの技量に関してはまだまだ未熟ですので、今回のケースにおいて、他にもっと良い対処方法があったかもしれませんが、接触事故が非常に高い確率で起きることを、自らの行動によって回避できたことは、レースで優秀な成績を修めることよりも大事なことだと思っていますので、それが出来たことは良かったと思っています。

強風時は、色々なトラブルが起こる可能性がありますが、無理・無謀な帆走は自艇や他艇のためにも絶対避けた方が良いですね。


ここで、今回のケースで、色々感じたことや気づいたことがあり、自分なりに対応方法も考えてみました。


1.自艇がスタートしたいポジションのラインへ近寄る際、艇のラフやセールをシバさせて微速前進し時間と距離をコントロールしますが、艇が上り過ぎると艇速がなくなり、リーウエイが始まり艇は横滑りをしてアンコントロールになります。
中々、このテクニックは難しいものですが、何度も練習を繰り返せば習得できることです。
今回のnaonao艇は、ブローでメインのカムが外れなくなり切り上がって、アンコントロールになったようですが、風が強い時は注意が必要ですね。

2.スタート前にライン手前では、このようなテクニックでスタートを切ろうとしている艇がいることを認識し、その場合、アンコントロールになってしまう艇が出るかもしれないことも想定しておく。

3.大小の艇が参加しスタートが一緒の場合、各艇の艇速は大きく違い、40ftクラスは重戦車のようなもので、一旦、加速がつくと止まれない。

4.小型艇はスタートライン手前2~3艇身からでもアプローチが簡単だが、大型艇は離れている後方からでも艇速が速いので直ぐに近づいて来るため、自艇とのミートや相手艇に航路権が発生することが予測される場合は、早目に回避行動を行う方が良い。特に強風時の大型艇はクローズで7ノット前後は出るため、ライン手前でコントロールしている艇との艇速を比べると、後方から3~5ノットの艇速で迫ってくることが考えられる。

など、色々他にもあるかもしれません。

それらのことを踏まえ、今回の対処方法としては次のようなことが考えられるかもしれません。

≪イーグルⅠ世の対処方法≫
強風時の大型艇は、後方の離れた位置からでも直ぐに近づくことを考慮し、今回のケースは、naonao艇がアンコントロールになった際、後方の艇には障害物(RRS19:障害物を通過するためのルーム)となるので、自艇の下側にオーバーラップしてきそうな大型艇がいる場合は、上側に他:艇がいなければ早目にダブルタックして後続の大型艇が通れるスペースを空けておく。その状態を数秒で判断しなければならないので、日頃の練習も必要になるかもしれませんが、今回は、この対処方法があったかもしれません。そうすれば当艇もスムーズなスタートを切れたかもしれません。

≪レティシア・ドゥの対処方法≫
後方から見て、前方のレイライン上に遅い艇が固まっている場合は、そこを避け余裕があるスペースにライン取りする。参加艇としては一番大きく速い艇速のポテンシャルですから、本来、どのポジションからスタートしても前を走ることが出来ると思います。

今回の場合は、早目に前方の艇の下側を狙うか、もしくは、出来るだけ本部船よりを狙いたいのであれば、上側へ切り上げて高さを取り、イーグルを上側からオーバーテイクする方法が良かったかもしれません。イーグルとしてはブランケにされるので嫌なパターンですが、そうすることでイーグルにはバウダウンするスペースも出来ますし、強風時の場合は、ブランケの影響も少ないので、この対処方法が今回は良かったかもしれません。

まだまだ、良い対処方法もあるかもしれませんが、安全第一が一番ですので、皆さん頑張りましょう!

(長文を最後まで読んで頂き感謝いたします。 誤字脱字が多々あり読みづらい所もあったかと思いますが、気づきしだい訂正したいと思いますので、ご了承ください。)


JSAF外洋東京湾 TBCレース関係HP

TBCレース2015 第1戦 リザルト
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