◆ 第10回スバルザカップ レースレポート ◆

第10回スバルザカップ クラス&グループC優勝!  

リザルトはこちらをクリック!


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レースに参加してくれた、みんな! 本当に、ありがとうございました。<(_ _)>

メイン:重田さん

バウマン:三苫君

ピット:ちーちゃん

ジブ&スピン:由莉ちゃん

ヘルムス:自分(中村)

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今回、私とちーちゃん以外はイーグルとしてスバルザカップに参加するのは初めてで、由莉ちゃんはレース前日1時ほど練習をしただけでレース本番が乗船2回目でした。


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年ぶりの参戦でしたが、5年前の2013年は、イーグルがメジャーなヨットレース5大会にチャレンジした年でもあり、東京湾ダブルハンドを皮切りに、初島ダブルハンド、スバルザカップ、ミニトン全日本と4冠を達成し、残すは横浜ベーサイドオープンでしたが、数秒差でライバルの同型艇に負けて2位!  

5冠達成が夢に終わりました・・


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でも、この敗戦がイーグルチームを強くし、翌年は横浜ベイサイドオープンに再チャレンジして優勝したことを思い起こします。

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レースコンディションは、南寄りの風速5~25ノットで、スタート時は順風、途中軽風になりその後、中盤から後半になればなるほど風が強くなりました。

海ほたるを回航し第3マークを通過してからはポートタックでスピン帆走のみでしたから、海ほたる手前の第1~2マーク間を通過するまでのコース取りが、勝敗に大きく影響したかも知れません。


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勝負には必ず勝ち負けがありますが、勝った時より負けた経験がより強くしてくれることがあると思います。

負けた悔しさで・・・ 眠れない日が続き・・・

負けた原因を、何度も何度も頭の中で再生して分析してみたりします。

当然、練習にも気合が入り、次こそは必ず勝つ! と・・・

そのパワーがどれだけ強いかが、チームや自分自身を進化させていくのかも知れません。


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勝負には運がつきもので、実力があっても勝てないときもあります。

勝利の女神様は、大事だと思っています!


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そして、練習も大事ですが同じくらい大事なことはレース前の入念な準備と、練習後やレース後に使用した艇や道具を綺麗にし整理整頓することだと思っています。

年間を通じてのレース計画や、大きな大会に参加した後は肝心要の使用したすべてのセイルを広げて、スピン以外は濡れタオルで抜いてから、ちーちゃんが愛情たっぷりに乾いたタオルで乾拭きし不具合のチェックをしています。

ものすごく丁寧位にロールするかフレイクしてたたみますが、その際、テルテールも綺麗に伸ばしレースで世話になったセイルに感謝の気持ちを込めながらたたんでいます。
レースが終わっあとの片づけは、頑張ってくれたセイルにお疲れ!

次のレースも頑張ってくれよと語りかけてます。


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また、イーグルチームでは、艇に対して初めと終わりに皆で並んで・・

宜しくお願いします!  

ありがとうございました! 

と、お辞儀をしています。

礼に始まり、礼で終わる! 礼を重んじることは大事なことだと思います。

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これまでのレースでピンチになった時、もうダメかと思う局面がありましたが、そんな時、不思議と良い風が吹て逆転して勝つことが何度かありました。


運が良かったとしか言いようがありませんが、日頃から艇や道具に対する気持ちがいざという時に助けてくれているのかも知れないと思っています。


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今回のスバルザカップでも、海ほたる手前の第1~2マーク間通過まで、ちょっとしたコース取りの判断ミスで、同クラスの隼スピリットⅡ艇との差が広がり、更に同型艇のミネルバ艇より先行していたのが、途中で逆転される厳しい状況がありました。

その後、風のシフトと潮の流れで、2艇が西に寄せすぎてマークに対しオーバランした状態になり、隼スピリットⅡ艇とは差が縮まり、ミネルバ艇には再逆転することが出来ました。


この時、勝利へかすかな望みが持てました。


そして、海ほたる回航後のダウンウインドウでは、諦めずにスピンランで小さな波でもプレーニングさせる努力をして帆走!

風のシフトや強さでポールの上下やネックの位置も付け替えて細かくトリムしました。

由莉ちゃんがスタートからフィニッシュまで、ジブトリムそしてスピンシートを直結トリムし、とても頑張ってくれました。

今回、優勝できたのはこのトリムのお陰でMVPに値しますね!

2018スバル 海ほたる2

フィニッシュラインが近づく頃に、クラストップを独走する隼スピリットⅡ艇がかすかに見えており、何となくフィニッシュしたであろうタイムを記録し、当艇が何秒以内でフィニッシュすれば良いか逆算しました。

隼スピリットⅡ艇とのレーティング差は0.018あり1時間当たり約65秒になるので、単純計算で約4時間のレースで4分ちょっとの時間差以内でフィニッシュ出来なければ負けだと思っていました。

それが5分以上遅れたフィニッシュタイムになりましたので、負けたと思いました。


2018スバル ダウンレグ1

 

隼スピリットⅡ艇がフィニッシュラインの近くにいましたが、勝利を確信したのか当艇のフィニッシュを見ずに5分経った辺りで引き返して行きました。

 

フィニッシュ後はチームが暗いムードでしたが、みんな頑張ったし、勝負ごとに絶対はないからこうゆうこともあるよと、言い訳して悔しい気持ちを飲み込みました。 

スタートからライバル艇とは、反対コースに行かないで同じ風域で粘ることが大事と思っていましたが、ついついタックの風に条件反射し、反対のコースを引いてしまったのが大きな時間差を招いた結果だと思っていましたが、ちーちゃんにその図星をつかれました。

今回の結果がたまたま良くなかっただけだよと、言い訳するしか有りませんでした。

 

まさに、あの時こうすれば、ああすればと頭の中をリプレーしますが、しかし、後の祭りです。

 

桟橋へ帰港するとKAZI社の中村さんがいて、写真を撮りに来て頂いたようでしたが、今回は負けましたと伝え、それでも、せっかく来て頂いたのでチームの写真を撮って頂きました。

 

そして、片付けを終えてアトリュームで皆と食事をしている最中に、念のため自艇と他艇の実際のレース所要時間をレーティングで掛けてみて修正時間を計算をしてみました。

すると、何と、何と、6分差がついても僅差でイーグルが隼艇に勝っている計算になりました。

目を疑いましたが、計算が得意なクルーに確認してもらったら間違いないとなり、クルー全員が生き返った様にざわめきました。


2018スバル 海ほたる4

 

アトリュームにて計算した際は、隼スピリットⅡ艇の正確なフィニッシュ時間が解らないので、勝利への確信はありませんでした。

その為、表彰式でのお楽しみに取っておくことにし、前日から宿泊している夢マリの近くにある【ぶんぶスポーツ会館】に戻り、風呂に入って18時からの表彰式に参加しました。

 

会場は大勢の人で埋め尽くされ、いよいよ各クラスの順位の発表があり、クラス8の順位が3位ミネルバ艇と発表され、2位の順位が隼スピリットⅡと発表された時は・・・

まさか、まさかと思い・・・


優勝! イーグルⅠ世と発表されチーム全員が大喜び! 


ステージ前にでて、皆さんからの祝福を受け感激でした。


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グループCの優勝もイーグルⅠ世と発表され、スバルザカップ、浦安市長杯、江東区長杯の賞は3つに分けた封筒から選ぶことになり、今回、勝利の女神様となった由莉ちゃんに選んでもらいましたが、彼女はど真ん中の封筒を選らび、それが、見事、スバルザカップ杯でした。


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第2回大会に江東区長杯、第5回大会は少し記憶が曖昧ですが浦安市長杯を頂いたと思いますので、今回のスバルザカップ杯を頂いたことで、すべてのタイトルを制覇したかも・・

通算参加回数5回の内、4度のクラス優勝と3度のグループ優勝ができましたが、運が良いとしか言いようがないですね!


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これも、これまで一緒に参加してくれたクルーみんなの協力のお陰です。

ありがとうございました。<(_ _)>

 

今回、第10回の記念大会を開催して頂いた、スバル興業、スポンサー企業、そして大会実行委員会および運営スタッフの皆様、ありがとうございました。

大会参加者、サポーターの皆様、レースお疲れさまでした。<(_ _)>


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今回、自分で勘違いした時間差を実際の時間で逆算すると次のようになります。


【各艇のレーティング】

隼スピリットⅡ 0.677

イーグルⅠ世  0.659

レーティング差 0.018

先行艇がフィニッシュした所要時間×レーティング差÷後続艇のレーティング

13,870×0.018÷0.659= 379秒 = 6分19秒
この時間が勝敗を分ける実際の時間差となるようで、後続艇のイーグルⅠ世にはこの時間差の余裕があったことになります。


13,870+379=14,249(イーグルの所要時間限界値)


所要時間をお互いのレーティングで計算してみると、同じ修正時間になります。

13,870×0.677=9,390

14,249×0.659=9,390



実際の時間差は5分17秒でしたが、あと1分2秒しかないことになり、4時間近く帆走したうちの約1分の時間差なんて、ダウンウインドウでトリムをいい加減にしていたら離されて叶わなかった時間かも知れません。最後まで諦めないことは大事ですね!


あらためて成績表をみるとクラス8の上位3艇のミニトンクラスが修正時間で98艇中1~3位になり、レース所要時間も2艇が4時間を切っています。


グループAやB艇の着時間や所要時間より勝っていることもあり、スターボーロングのシンプルなコースでしたが、海ほたるまでは風の強弱や潮の影響に翻弄された艇が多かったかもしれません。

ちょっとしたコース取りの違いが、各艇の差になったかもしれませんが、そんな中クラス8の上位3艇が、レベルの高い戦いをしていたのではないかと思います。



今回クラス8では3位だったミネルバ艇の修正時間は、グループAでもBで優勝できてる成績です。

オーナーはとても悔しがっていましたが、その悔しさは必ず報われると思います。


ミネルバ艇とは今年から一緒に合同練習をしており、当艇がこれまで学んだことを色々伝えていますが、皆さん練習熱心で練習後のミーティングでもとても真面目に取り組んでいます。


今年のミニトン全日本が琵琶湖で10月6日~8日の期間で開催されますが、先月辺りからオーナーが参加表明され、一緒に琵琶湖に行く予定です。


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早速、ミネルバ艇は今週の土曜日に練習をするというので、イーグルからも2名参加して合同練習をすることになりました。


このところ猛暑が続いてますが、ミネルバ艇オーナーの心はもっと熱い感じです!











◆ 夢マリ⇔葉山新港間の回航と片付け ◆

初島ダブルハンドへの参加に伴い、東京夢の島マリーナと葉山新港間の片道約50マイルをマーキュリー2スト3.3馬力にて往復回航したが、トラブルもなく無事終えることが出来ました。


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昨年と5年前は、ヤマハ2スト8馬力で行いましたが、どちらも途中でエンジンが不調になり、5年前はエンジンが吹くけなくなり3.3馬力に付け替えて回航を続け、しかし、3.3馬力も途中でオーバーヒート気味なり一緒に回航したY31S艇に曳航してもらい、最後はエンジンにて自力で逗子マリに着きましたが、その後、8馬力はキャブレターの不具合が原因と思われ、ネットでキャブを取り寄せ逗子マリで交換し、帰りは何とか8馬力で回航することが出来ました。

昨年も8馬力で行いましたが、何度も冷却水の排水が詰まったり不調になったので、結局、マーキュリー3.3馬力に付け替えして何とか逗子マリまで回航が出来ましたが、途中、マリーナを間違えて浅瀬でキールに少し傷をつけたことなど、これまでの葉山への回航に良い思い出はありませんでした。


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今回は、最初から8馬力のエンジンを使うことを止めて、今年3月に新しく購入した3.3馬力に加えてバックアップ用として古い3.3馬力を積んで行きました。


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約50マイルをフルで回航するのは、3.3馬力にとってはちょっとした大冒険のようなものです。

5ノット平均でも10時間かかる回航ついて、一度メーカーに尋ねましたが、そんなことは今までやったことがないので保証は出来ないと言われましたが、その通りだと思いました。

もともと3.3馬力は、2馬力用をキャブチューニングしており、ゴムボートに装着しバス釣りなどで利用するようなエンジンであり、それを23ftのヨットに付けて東京湾から相模湾へ回航するような無謀なことをする方はいないと思います。


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その為、回航計画は慎重に行うことにしました。

レース1週間前後で行うことにし、土曜日と日曜日のどちらの風と潮流が良いかを検討し、潮流が有利になる時間帯を考えると、行きは6月24日(日)の早朝4時が良いと判断!

3時台に出るのが理想でしたが、日の出前の暗いうちに出航するのは安全でないため止めることにした。


東京湾縦断の大きな障害は、第一海堡近辺の潮流の影響と、中ノ瀬航路と浦賀水道航路をどうかわすかになりますが、夢マリから第一海堡まで約20マイルあり、平均艇速4~5ノットで4~5時間で通過できることになります。

南行する際は、出来るだけその時間が引き潮であると艇速が落ちないので有利に回航できます。

もしも、逆の上げ潮になっていると艇速が1~2ノットは遅くなってしまうでしょうね。


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今回、行きの時間帯は4時過ぎに出航し9時頃が干潮なので、約5時間は引潮の影響が続くので、潮の影響が一番厳しい第一海堡は何とかクリアーできると考えましたが、実際にここは予定通り9時頃に通過でき、その後、千葉寄りの金谷沖を通って浦賀水道航路の出口を館山沖辺りから城ケ島へ向けて進み、12時過ぎには城ケ島を通過することが出来ました。


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そこで、練習中のそんごくう艇さんに声を掛けられ遭遇! 意外と海は狭いですね!


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その後、進路を江の島へ向けて進み、15時前に葉山新港に入港出来ました。

約10時半くらい掛かりましたが、風が弱かったのでエンジンを1時間回しては少し休ませてを繰り返したので、少し時間がかかりましたが明るいうちに入港できたので良いか回航が出来たと思います。


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帰りは、電車のグリーン車で缶シューハイでお疲れさん会!


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初島ダブルハンドが終えて、係留したままのイーグルは予定通り7月7日(土)帰りの回航を実施しました。

品川駅4時30分始発の横須賀線に乗車し、逗子駅まで行きタクシーで葉山新港へ移動!

早朝の6時前だったのでタクシーが中々来なかったが、何とか6時過ぎに葉山新港へ到着。

早速、出航準備を行い6時30分に出航出来ました。この時、風は南約12ノット前後!

ポートで約20分位沖だして、スターボーにタックし城ケ島を目指しました。城ケ島まで安全をみて沖出しのタックを数回入れましたが、ほぼセーリングで帆走し9時過ぎに城ケ島を通過できるハイペースでした。


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城ケ島を抜けると1時間ほど風が弱くなり、その後、浦賀水道航路の出入口を金谷方面に向けて進みましたが、運よく本船の往来も少なくて焦らず千葉寄りへ移動できました。


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その後、浦賀水道航路を添うように北上しましたが、風も15ノット前後はありましたので、引き潮の影響もなく12時過ぎに第一海堡を通過! そして、海ほたる手前で風の塔寄りに進路を変えて海ほたるを14時に通過した辺りで風が強くなり、20ノット前後の追い風で艇速7~10ノットで帆走して東京夢の島マリーナには15時前に帰港することが出来ました。


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帰りの回航で使用した燃料は5リッターのみで、ほとんどがセーリングで効率よくできた理想的で快適な回航でした。

これまでの失敗を生かし、天候にも恵まれて無事、東京湾と相模湾の往復の回航が出来ました。

毎回、回航に協力頂いている、齋藤さんには感謝です。


帰りの回航後の翌日は、潮まみれになったセールや艇の備品を塩抜きし、片付けを行いスバルザカップへの準備を行いました。


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片付けの最中に艇に蟻んこが何匹か動いてました。葉山で見かけた蟻んこで密航してきたようです。

そっとつまんで夢マリの桟橋へ離してあげました。無用な殺生はしないのがいいですからね。


船具庫も片づけていたら、ちょろちょろっとヤモリが入って来ました。

外に出そうとしましたが、そのまま出て来なかったので仕方なくドアは閉めました。

ヤモリは縁起が良いとされていますので、イーグルの倉庫も守ってもらえるかもです。



◆ 初島ダブルハンド レースレポート! ◆

6月30日(土)開催された、初島ダブルハンドヨットレースにてクラスA優勝!

応援およびサポート頂いた皆様ありがとうございました。

初島ダブルハンドヨットレース2018 リザルト

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昨年の初島ダブルハンドでは、風が弱く参加91艇中フィニッシュ出来たのが25艇で、ポテンシャルが高いF、Gクラスの中型、大型艇が多く、7クラス中、小型艇のA、Bクラスは全滅...
C、D、Eクラスも1~2艇のみのフィニッシュで厳しいレースでした。

無念のリタイアから1年が経ち、リベンジすることが出来ました。

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今年は、大会数日前から強風が吹き、当日も風が強く濃霧で100m先の見通しが厳しい最悪のコンディションで、レース中止の予感もしましたが出航!

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出航前に、イーグルチーム恒例のレッドブルチャージ!

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(この後は、レース中に写真を撮る余裕がなく文章のみとなりますのでご了承下さい)


7時スタートの20分前から霧が晴れてきて、6時48分に本部船で海上エントリー!

10分前までの海上エントリーにギリギリでした。

エントリー後エンジンを外してアウターに向かいましたが、スタート1分前でアウターに到着し、ジブセイルの選択をどうするか最後まで悩みましたが、サイズ100%の№4ではアンダーパワーで、135%の№2ではオーバーパワーになることを考え、113%の№3を選択!

ジブアップしたのはスタート30秒前!


アウターマークの左サイド3艇身辺りでタックし、15秒前にアプローチを掛けスターボーで向かって来る艇とアウターマークに2~3艇身のスペースがありましたので、マークギリギリでポートスタート!

数秒遅れでしたが作戦通りの良いスタートが切れました。


さあここから、ポートのクローズが延々と続きますが、風は強くても波は高くなったので思ったより走りやすかったです。


後続から大型艇が何艇かオーバーテイクして行き、PLATU25も迫って来ていましたが、風上側を突破されないよう上り角度と艇速をコントロールしながら初島回航まで抜かれないでしのぎました。

途中、セイルヴィジョンにて戦況をチェックしましたが当艇のスマホのGPSの調子が良くなかったのか自艇が動いていなく参加艇のクラスAでは先行しているはずが、画面上ではまったく動いていない状態でした。

初島まで残り5マイルを切った時点で2艇のY25MLの動きが良く、当艇がやや先行していましたが差はあまりない感じでした。


ポートアプローチで初島回航は難しいので、早めにチェントロ艇(Y25ML)がタックし左サイドへ沖出しましたので、当艇がその前を通過し、その後、当艇もタックし初島へのアプローチに備えました。

チェントロ艇はちょっとオーバーランした感じでしたが、当艇のポジションも風が少しシフトした為か、オーバーラン気味でしたのでスターボーからポートに戻しましたが、時間的には11時20分頃のこの辺りの風が一番強かった感じで、風速30ノット前後はあったと思います。


オーバーラン気味でしたので、上り気味より落とし気味で帆走したい状況でしたが、そうするとオーバーパワーで艇を起こせなくなり、なりかなり厳しいセーリングが続きました。


もう一艇のY25MLのメロディー艇が、初島に対して効率の良いアプローチで来たようで、ここで差が詰められた感じです。


後で確認した初島灯台の0マグコールは当艇が11時45分、メロディー艇が11時50分だったようでしたのでその差は5分でした。


艇の水線長が長い方が速いこともあり、この日の強風でのダウンレグは明らかに相手艇が有利な状況でした。

初島回航時に強風時のダウンレグのリスクを少なくするため、小さめのスピンをホイストし5マイルほど帆走した時点で、後続のメロディー艇が差を詰めてきた感じがしました。

このままでは、着順では勝てても修正でやられてしまうことを予測し、残り15マイルを大きめのスピンで帆走する作戦に切り替えました。


艇速6~8ノットでのスピン交換は、フルクルーでも面倒な作業ですが、本吉さんはそれを1人でスピンダウン回収約30秒、シート付け替え約1分、ホイスト約10秒、セッティング約10秒のトータル2分掛からないでやってのけ凄いと思いました。

メイン帆走でも艇速は約5ノットは出ていましたので、スピン交換の遅れは然程なかったかも知れません。

ここからは、出来るだけプレーニングの成功回数を増やしフィニッシュまでのコースを微調整しながら約2時間以上セーリングに集中しました。

(レース中に水分補給時に撮った写真)

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フィニッシュ時間から想定して8時間のレース時間で4分以上は離さないと勝てない状況でした。

当艇がフィニッシュしてから、後続艇の時間を確認すると約7分近く差をつけたので何とか修正でも行けたと思いました。

(フィニッシュ後に、撮った写真)

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(フィニッシュ後の後続艇の写真)

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その日の内にリザルトがHPにて配信されており、結果は2位と修正95秒差! 

レーティング0.659で割ると実際のレース時間が約144秒になりますが、8時間でこの秒数はあってないような時間だと思います。

ちょっとしたトラブルがあればどうなったか解らない時間差でした。

何とか逃げ切れましたが、帰りのダウンレグはハラハラドキドキセーリングでした。


今回、陸上サポートを行ってくれた、イーグルチームの齋藤さん!

ありがとうございました。


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風速15~30ノットの強風コンディションでトラブルなく葉山~初島往復46マイルを約8時間というめちゃくちゃ速い展開で無事帰ってこれたのも、的確なコーチングを行って頂いた本吉さんのおかげだと感謝しております。

ありがとうございました。


(帰港し、後片付けを終えた写真)

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この日の夜は、お寿司が無性に食べたくなり、何とか予約がとれた葉山マリーナの今市さんで世界一コースを頂きました。

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翌日の表彰式では、ゴールドの優勝プレート頂きました。

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大会関係者の皆様、長時間のレース運営ありがとうございました。

レース参加者、サポーターの皆様お疲れさまでした。






◆ TYC第3戦 クラス優勝! ◆

6月3日(日)TYC第3戦東京港ヨットレガッタ!

レースクラスB 優勝!


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ダブルハンドでしたが久々に勝てました。


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TYCレース唯一の持ち回りクリスタルカップを授与されました ()/!


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スタート前、風は南東から南方向の微軽風で、本部船のバウが南西の羽田方面を向いていたので、潮の影響の方が強いと思いました。

この場合、スタートからスターボーで帆走すると左に流されると考えました。

そして風が弱い場合は、潮を横から受けるより正面から受けて高さをキープしている方が上マークに対しては有利な場合があり、スタートは本部船寄りから出て即タックし潮の影響を正面から受けて高さをキープする作戦を選択しました。

更に風が南の微軽風の場合、羽田方面の陸よりの方が陸風の影響でブローが入りやすい可能性があり、結果的にはその作戦が上手くはまり、風があるうちに上マークを回航することが出来ました。


コースは短縮となり、そのまま2レグでフィニッシュとなりました。


スタート直前でラインより低い位置と思いダブルタックで本部船の右サイトをキープ!

後続艇が本部船のスターンまでは上りきれないと状況でしたので、本部船のスターンギリギリからスタートライン上へアプローチ!

思ったより良いポジションをキープ出来たことと、下艇と後続艇が気になりラインをオーバーしてしまったようで痛恨のリコールをしてしまいました。

最初は自艇ではないと思って、即タックからポートでそのまま行こうとしましたが、やはりリコールを取られてたようで、本部船手前をベアダウンしてからジャイブをし、更にタックして予定通りポートで羽田方面へ帆走!

出遅れましたが、このコースを選んだのは当艇のみ!


その後、帆走しながら他艇との角度をチェックすると当艇は高さが変わっていませんでしたが、スターボーで帆走している艇は、どんどん高さが落とされて行きました。


途中、寄せタックをしてスターボーで帆走しましたが、左に横流れしましたので直ぐポートに返し上マークのレイラインまで伸ばしました。


結果的にこの判断が風の良い海面を帆走でき、潮の影響も少ないコースを引けました。

ダブルハンドでしたが、ロールタック、スピンアップも問題なくでき、着順2位、修正1位で優勝できました。

レースお疲れ様でした。





◆ 第11回ガッツリ練習会 ◆

5月12日(土)に、第11回ガッツリ練習会!

天候も良く、風も南8~14ノットと練習には最高のコンディションでした。


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この日も、ミネルバ艇と合同練習!

当艇はフルメンバー5人が集まったが、メイントリマーが午後から仕事の関係で早目に帰らなければならないので、いつもより1時間早めの8時30分位集合し9時過ぎには出航。


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いつものように第3鉄柱を下マークにして、そこから南へ約0.2マイルに上マークを設置!

スタート3分前から1~2回のタックで上マーク回航し、上下マークを約8~10分で帆走する回航練習を休憩なしで11時頃まで約1時間半行う。


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回航練習は、スタートも実践をイメージし、上スタ、下スタを数回ずつ行い、上マークへもスタボーアプローチやポートアプローチを行い、上マーク回航からスピンアップはベアウエイセット、ジャイブセットなど、あらゆるクルーワークを行う。


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フルクルーの5人が揃うと、各ポジションの動きも良くスムーズなクルワークが出来ているが、練習中は出来る限り動きに無駄がなく、かつ、何を一番に重要視するか・・


当艇では、上マーク回航時は、ティラーの切り角度の滑らかさと、ベアウエイ角度とヒールバランスなど。

下マーク回航時は、アプローチラインとティラーの滑らかな切り方と上り角度、そして、ヒールバランスなど色々ありますが、究極のクルーワークは、その重要視していることが頭で考えなくても、自然に出来るよう練習を行っています。


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その後、当艇からバウマンがミネルバ艇に移り2艇でスタートから上下の回航練習を行う。


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南風に対して南からの上潮が強くなり、スタートアプローチの時間と距離が合わせが難しくなったがそれも練習のうち・・

スタートで2艇に差がつきすぎると、やり直しを何度も行った。

イーブンでスタート出来た場合は、その後の帆走モードの切り替えやタックのタイミングなどこの日も最高の練習が出来ました。


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少し早目でしたが14時半に海上を引き上げ15時にハーバーバック!

その後、後片付けを終えて夢マリに来たミネルバ艇の2名を含めて16時半から熱心なミーティングを行った。


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